子供達が3年生、4年生になってくると
漠然とだが将来なりたい職業を考える。

それには何が必要でどんな勉強すれば良いか考えたりするようになる。
先生の大切な仕事は無事に卒業させる事ではなく寄り添う事なんだよ。

子供達の興味の芽が出てくる時見逃さず寄り添う事だ。
話を聞いてあげるんだよ。

そして先生もそれに興味を持って調べたり、そんな経験のある人に
会うためにどうすれば良いか先輩先生に聞いたり
卒業後もその子にも寄り添えるのが素晴らしい先生なんだよ。

人生は長い。ちょっとした事でつまづいて投げ出しそうになる。
それが人なんだよ。
つまづいた時会ってくれる先生は本当に素晴らしいんだよ。

「時間だけ平等に与えられている」
その時間を子供達の目の輝きが宿る事に賭けるのは
未来に人生を賭けるようなものなんだよ。

先生になってから本当の勉強が始まるんだよ。
大学まで出たからもう勉強しないでいると中学受験の問題も
自分は解けない事を知っただろう。
高校受験の問題もなおさらなんだよ。

先生とは何回でもチャレンジする心を持っている人の事を言うんだよ。
それはね、自分がチャレンジしていない事を子供にチャレンジさせるのは
前に言っていた、
「言ってる事と行っている事が違う」人になってしまう。

自分が子供にチャレンジを求めるなら自分がまずチャレンジしないとね。
何でも良い。
全部解けなくて良い。
100点中10点でも良い。
そのチャレンジした心は子供に伝わるんだよ。

膨大な仕事の中で、寄り添うなんてと思うかもしれないが
膨大な仕事はいつかやれば終わるが寄り添うのは今しかできないんだよ。

それもあなた(先生)次第で大きくその子の未来が変わる。
寄り添う事を大切に子供達が何を見て感じているのか
共に老い共にチャレンジした時あなたの人生そのものが輝きだすんだよ。

その輝きが子供達にも伝わる。
何十人かに1人「先生になりたい」子供が出てきたら
それはあなたの姿を見て感じたからだよ。

 

この事はね、先生と生徒の関係だけでなく、親と子でも
社会では先輩と後輩にも言えるんだよ。

チャレンジを求めるなら自分がまずチャレンジする姿を見せる。
それは同じなんだよ。

宇宙の神様から